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2017/10/20
GoldenBiotechが研究中のすい臓癌の新薬アントロキノノールの臨床試験が16日、正式にアメリカ国立衛生研究所(NIH)の臨床試験審査に登録、公開されました。すい臓癌患者に対して現場で使用されている薬と標準治療法(SOC)と併用して有効性を検証します。使いやすい内服型であり、多くの国、機関が第一相、第二相臨床試験を実施する予定ですが、最初にすい臓癌と診断された患者のみが臨床試験に参加できる機会があります。GoldenBiotechは、すでにアメリカの多くの医療機関と正式な臨床試験実施について契約の相談をしていて、今後韓国、台湾とEUにおいても展開していく予定です。
GoldenBiotechは本年5月にアメリカFDAの審査を通過し、研究中の新薬アントロキノノールと現在の標準治療法(Standard of care, SOC)と併用治療をすい臓癌患者に対し、安全性と効能の臨床試験を実施する許可を得ました。将来世界100億アメリカドル市場のビジネスチャンスがあります。
すい臓癌は悪化する可能性の高い癌であり、80%の患者がすい臓癌と診断された時にはすでに末期患者であり、5年生存率は5%以下です。治療方法は、手術以外に化学療法nab-paclitaxel(アブラキサン)とgemcitabine(ジェムザール)が現場でよく用いられる治療方法です。
GoldenBiotechは、すい臓癌の薬は2016年で世界規模で16億アメリカドルであり、2021年には130億アメリカドルの市場であると考えています。しかし治療効果は、臨床試験によるとnab-paclitaxel(アブラキサン)とgemcitabine(ジェムザール)の併用治療で平均生存期間は8.5か月であり、gemcitabine(ジェムザール)の単独使用は6.7か月です。このような有効性は大きな進歩の余地があり、すい臓癌患者を治療する新薬研究が必要であり、生存期間を延ばすほかに、治療過程の薬物の副作用、生活品質の低下を改善することができます。
GoldenBiotechが研究中の小分子新薬アントロキノノールは、2015年にアメリカFDAからすい臓癌、急性骨髄性白血病、肝臓癌の希少疾病薬の認定を得て、アメリカFDAよりすい臓癌の臨床試験の許可を得ました。試験は、併用治療の方法です。小分子新薬アントロキノノールと現在の標準治療法nab-paclitaxel+gemcitabineの併用治療をすい臓癌患者に使用し、初診ですい臓癌と診断された患者には全てこの臨床試験に参加する機会があります。