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2014/9/24
台湾の新薬開発企業GoldenBiotechは「Hocena ® 肺癌及び多数の症状に適応する新薬」(Hocena ®: the new NSCLC clinical drug in worldwide with multi-indications development parallely.)の研究成果を発表しました。その結果、9月19日に台北市政府が主催した「2014臺北生技獎」( Taipei Biotech Awards)において、「研發創新獎」( Resaerch & Development Innovation Award )を受賞しました。2013年に経済部より受賞した「國家產業創新獎」に続いての政府からの受賞でした。
台北市副市長陳永仁が2014年台北生技獎において「研發創新獎」をGoldenBiotech
総裁吳麗玉(右)に授与 劉美恩/攝影
GoldenBiotechの新薬Hocena ®はアメリカFDAだけでなく、台湾FDAからも第二相臨床試験の認可を得ました。新薬Hocena ®は創薬研究で発見された化合物で、癌治療における画期的なメカニズムを備えています。また、他の症状に適応する研究開発を進めています。台湾は自国で行った研究が国際的な競争に優勢になるケースはとても少ないですが、GoldenBiotechは世界の市場を目標とし、世界103カ国で20種類以上の症状に関する特許を申請する戦略を展開しています。
Hocena ®は2010年にアメリカFDAより第一相臨床試験の認可を得ました。それは、末期の非小細胞肺癌(NSCLC)患者を研究対象としたものです。GoldenBiotechはすでにアメリカFDAより第二相臨床試験の認可を得て、被験者を募っています。また台湾でも8月に台湾FDAの認可を得て、第二相臨床試験を推進しています。